１．自分はどのタイプが強いのか、また逆の場合どのタイプが弱いのか

得点が高ければ高いほど、あなたはそのタイプ類型の恋愛を多くしてきたか、またそのような恋愛に陥る可能性が高くなります。逆に、得点が低い場合、そのような恋愛に出会う可能性は低いと言えます。

２.全体のバランスはどうか

★平均以上で、バランスのよいグラフになった人は各タイプの要素を平均的に持っている人です。この人は、決まった形の恋愛パターンがあるのではなく、状況や相手によって、変わりやすいといえるようです。一方、極端にひとつの類型に偏る人は、そのタイプの恋愛パターンにはまりやすい人と言えます。

★得点が高ければ高いほど、あなたはそのタイプ類型の恋愛を多くしてきたか、またそのような恋愛に陥る可能性が高くなります。

ルダス(Ludus）
【遊びの愛】

■愛をゲームと捉え、楽しむことを大切に考える恋愛感覚を持っている方です。

この型の人は、基本的に交際相手に執着しませんので、快楽を追求して、複数の人との恋愛経験を楽しむような恋愛します。遊びの情報をたくさんもち恋人と一緒にいるときは相手とともに積極的に楽しもうとします。

極端に高い人は、かなりの遊び人かもしれませんが、恋愛で楽しむことを大切にしているので、恋愛段階ではもっとも悔いが残らないタイプの人だと思います。

いろいろな人と性的交流を持つことに抵抗はありません。
浮気、不倫、乱交など、ＳＥＸに対する経験はかなり豊富なタイプです。

「人生は楽しむことが大切」と割り切って、十分、遊んでから結婚するため、コミュニケーション的な部分では、問題は生じないと思いますが、結婚後、この傾向が強ければ、家庭問題
がおきる可能性が高くなります。注意しましょう。結婚生活では、ほぼ、破滅するのタイプです。

【統計分析】
統計分析によると、交際経験が上がるほどルダスが高くなるようです。つまりは、交際経験が多くなるほど、大胆になるということでしょうか？？

また、プラグマと関係性が高く。つまりは比較的割り切った恋愛感を持っている人だと思われます。

※ルダスにおける質問間の分析では、合コンに行くほど３Ｐをしたことがあるという大胆な相関データも出てきました。(^^ゞ

アガペ（Agape）
【愛他的な愛】

■相手の幸福・利益を考えて、相手のためなら自分自身を犠牲にすることもいとわない愛です。　いわば『自己犠牲的な愛情』の持ち主。

×相手に見返りを強く求めていた場合。相手に裏切られたり、別れるとき、今までの行為はなんだったのだと強い憤りやストレスが発生する場合があります。

【統計分析】
セグメントの分析では、女性よりも男性の方が多い結果が出ました。
女性は受け身的な要素があるため、ある意味納得の分析でした。

プラグマ（Praguma）
【実利的な愛】

■恋愛を地位の向上など、恋愛以外の目的を達成するための手段
と考えている恋愛です。

統計的に、女性に多い類型です。社会的に高い地位に就きたいとか、良い家庭をもちたいとか、様々な目的をもって、恋愛相手を選ぼうとする型です。この型の人は相手を選択する際に社会的な地位の釣り合いなど、いろいろな基準をたて、その基準に合う人を選びます。

簡単に言えば、恋愛を他の目的の達成のために、恋人を「道具」や「手段」と考えています。玉の輿に乗りたいとか、恋愛よりも、裕福な暮らしがしたいとか、地位、財産、名誉を重視します。大統領夫人や金持ちの奥さんにいそうなタイプです。最近では、男性の中には、女性に貢がせて自分は悠々暮らしている人もいるわけで女性ばかりとはいえません。

【統計分析】
ルダスとの関係性が強いです。お金とＳＥＸが結びつくと考えると切ないですが、このような割り切った男女関係もあるのは事実ですよね。相手の女性がこの点数が高い場合、きっとあなたに生活力（経済力）を求めていると考えます。頑張って稼ぎましょう。(^^ゞ

エロス(Eros）
【美への愛】

■人の外見（美しさ）に情熱的な反応を起こす恋愛類型です。

簡単に言えば、『恋愛至上主義』の人たちです。少し、面食いなタイプ人かもしれません。 一目惚れをしやすく、胸がときめき、張り裂けそうな感情が現れます。恋人の中に自分の理想の外見を照らし合わせて強い憧れを抱きます。また、恋愛を至上のものと考えロマンチックな考えや行動をとります。

一つの恋愛に人生をかけてもよいと思ったりもします。外見を重視する傾向が強く、美しい外見の人に強烈な一目惚れをします。『綺麗なバラにはトゲがある』ということわざがあるように、外見だけで惑わされるのは危険です。相手がルダスの持ち主であれば、うまく利用されて、捨てられるのが落ちです。（それでも良いというなら、かまいませんが・・・。）また、恋愛ならまだしも、社会的なつながりを持つ結婚となると、外見だけでは大問題です。人間誰しも年をとり、醜くなっていくからです。このような人は、結婚後、相手に幻滅して、離婚してしまうってことも・・・。

なによりも相手の、外見以外に他良いところを探し尊重できる態度が必要です。そして、コミュニケーションを保てるように努力すれば、美の愛は本当の意味で結ばれるかもしれません。

マニア(Mania）
【熱狂的な愛】

独占欲が強く束縛的で、悲哀な激しい感情を持ちます。強迫的、嫉妬深く、熱中し愛されていることを繰り返し確かめます。相手がほかの異性の話をするだけで、嫉妬心に駆られ、相手の誠実さに疑いを持ったりします。

もちろん、これは、相手に会いたい、一緒にいたいなど、恋愛の基本的側面でもあります。

ただ、高い人の中には過食症、拒食症になったりと、身体症状を起こす場合もあるそうです。また、恋愛に関して感情的になりやすいので、過激な行動に出やすく、ストーカーになりやすいのもこのタイプのようです。

とくに、相手の気持ちを理解できない共感性の低い人は十分注意する必要があります。しかしながら、ストーカーの人はもとから、自分自身の行動について異常であると思っていない人達ですから、意味がないかもしれませんが、自分自身を十分に見つめてみましょう。

この類型の人はまず、冷静になることが大切です。そして、お互いにコミュニケーションをとり、お互いの信頼性を高めていくことが大切です。とかく一番大事なのは思いやりなのです。

【統計分析】
アガペと相関が高いのが特徴です。相手のことを大切にしたいという気持ちと熱狂的になる部分が恋愛の本質かもしれません。

ストーゲイ（Storge）
【友情的な愛】

■長い時間をかけて愛を育んでいくタイプです。

学校の同級生やクラブ・サークルの仲間、職場の同僚などが、一緒にいるうちにだんだん好きになり、恋人づきあいに発展していくことが多く、つきあう長い時間をかける分、つきあいも長くなる傾向があります。恋人に対して友情や仲間意識に近い感情を持っているので、激しい嫉妬や不安などを感じにくいでしょう。穏やかでほのぼのとした恋愛になります。

型は穏やかな、友情的な愛なので、長い時間をかけて、知らず知らずのうちに愛が育まれるタイプです。多くの場合、友人としてつきあい、気がつくと「結婚するならこの人しかいない」となるような恋愛です。また共通の趣味や関心を重視、友情形成後、性的関係も成就 すると考えるあり方。友愛として持続しやすい傾向があります。

お互いに理解が深いため、結婚後もうまくいくようです。ある学者は友情の延長が、恋愛であるという方もいます。

幸せになれる関係　不幸を招く関係

Ｌｅｅの恋愛理論から、どのタイプとどのタイプが相性がよいのか、また悪いのか

「相性診断」ができます。

結局のところ、同じ属性の持ち主がお互いに相性がよいのですが、

ここでは、もう少し言及しましょう。

★◎（＾・＾）・・・・　相性がよい組み合わせ） 

◎「ストーゲイ」＋「ストーゲイ」

二人とも「ストーゲイ」だと恋愛のほかに、友情の絆があるの「ほのぼのとした」関係で一番長続きしやすい

◎「ルダス」＋「ルダス」

二人とも「ルダス」だと長続きはしないものの、お互いに遊びでよいと思っているので、

問題はなく、しかも、つきあいを一番「楽しめる」恋愛をします。

◎「エロス」同士の組み合わせはロマンチックに「燃え上がる恋」になる。

★×(-.-)・・・・　相性が悪い組み合わせ

×「ストーゲイ」＋「エロス」、または、「マニア」

穏やかな恋愛をしようとする「ストーゲイ」と、我を忘れるぐらい激しい恋をする「マニア」や

急激にのめりこむロマンチックな恋愛重視の「エロス」とは、ペースがうまくいかない。

×「アガペ」＋「ルダス」

自分を相手のことよりも、とにかく第一に考える「アガペ」は、

自分本位の「ルダス」に振り回されてしまう。最悪の結末への序章。

×「プラグマ」＋「エロス」

恋愛を何かの目的達成のための手段と考える「プラグマ」と

恋愛至上主義の「エロス」では価値観がお互いに合わない。

 このように、各タイプの意味さえ覚えれば、誰でも恋の行方がわかるようになります。